津山・宇和島への旅 (part7)



 そして、海側のほうも、海から離れると、山の風景も見え始めてきます。


 10時59分、新居浜(にいはま)駅に到着しました。

この辺りまで来ると、指定席車に乗り込んでくる乗客はなく、減っていく一方です。
 11時07分、伊予西条(いよさいじょう)駅に到着しました。

スピードは速いのですが、すぐに停車駅になるので、なんだか快速のような感じです。
 留置線のほうに、四国の列車である、121系列車がポツンと置いてありました。
 駅舎のほうには、四国鉄道文化館がありました。

鉄道博物館のようで、訪れてみたい場所の一つでした。
 そして、遠くには、四国の最高峰である、石鎚(いしづち)山が見えていました。
 一方、海側の車窓は、海が見えなくなると、田んぼや畑の風景が目立ち始めました。
 途中の伊予小松(いよこまつ)駅で、特急列車との行き違いのため、しばらく停車しました。


 11時20分、壬生川(にゅうがわ)駅に到着しました。

指定席車のほうも、ちらほらと下車客が目立ってきます。
 11時32分、最後の停車駅である、今治(いまばり)駅に到着しました。
 ここで、多くの乗客が降りていきました。

7000系の伊予市行きの普通列車が接続していました。
 そして、お城も見えていました。
 しばらく進むと、山の頂上にお城を見つけました。

車窓から、色々なお城が眺められるのも、JR予讃線の特徴です。
 途中駅の伊予亀岡(いよかめおか)駅では、再び特急列車との行き違い・・・。
 そして、このあたりに来ると、再び海が見えるようになってきました。


 少し高い位置を走行しますが、海の見える車窓は最高です。
 国道とも並行しているため、車を抜かしながら進んでいきます。
 瀬戸内海に浮かぶ島々もゆっくり眺めることが出来ました。
 12時11分、終点の松山(まつやま)駅に到着しました。
 すでに折り返し運行に入るため、ここから乗車する乗客たちで、すでに溢れかえっていました。
 松山駅にも色々な車両が見えます。
キハ47系の列車です。
 そして、特急型車両の185系ですが、これは、普通列車運用に改造された車両です。
 今回は、松山駅は素通りです。

次に乗るのは、12時24分発の特急「宇和海」、宇和島行きです。
乗る列車は、気動車で、TSEの列車です。

これは、JR四国で一番初めに作った、振り子型の特急気動車です。
 そして、貫通路タイプのほうは、このようになっており、表と裏の顔は、全く違います。


 車内清掃も終わり、車内へと入っていきます。
 車内に入り、まずはデッキ部分。
先ほど乗った、8000系「しおかぜ」に比べると、さすがに、古さを感じます。
 そして、こちらが、客室内です。
 指定席は、一番前なので、このように運転士の動きなども見えます。
 座席のほうは、このように前面展望が出来る席を確保しました。




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